息子の就職が決まってないんです

 年末の日曜出勤

午前中からよく動いた

昼前に六甲道あたりに行ったので、駅に入ってみた

若く見える母親と10代らしき息子の乗車

「(六甲山の)サイレンスリゾートまで」

「わかりました」

六甲道と言えば、大体少し山を登る近場ばかりの駅

ラッキー

と思いつつ、

「(山上までどのくらいかかります?」

「えー…20分くらいですかね。何かあるんですか?」

「そこでイベントがあるんですよ」

「イベントですか?」

「ランボルギーニのオーナーが大勢集まるんです」

「へー、そうなんですか」

「(わたしたち)二人とも酔いやすいんで、ゆっくりでお願いします」

「わかりました。しかし、結構な山道ですよ」

「えー!そうなんですか」

山を登りながら、会話も弾んだ中で、

「息子が高3なんですけど、まだ就職決まってないんですよ」

「そうなんですか。今時心配することないでしょう」

「タクシーとかどうかと思ってるんですけど」

「そうなんですか!大歓迎ですよ!しかし18歳ですぐに2種を取るのは少しハードルがありますが…(話せば長くなるので割愛)」

「タクシーの仕事ってどうなんですか?」

「運転が好きなら、自由ですし、こうやっていろんな人と話が出来ますし、最近は収入も良くなってきて、正直めっちゃ楽しいですよ」

「そうなんですか!この子車好きだから、タクシー良いかもね」

「そんな若い方が入ってきてくれたら大歓迎ですよ(18歳は難しいんちゃうんかい)」

息子は何も言わなかったが、表情はまんざらでもなさそうだった。

もし、俺の一言で彼がタクシーに乗ってくれる日が来るのなら、そしてそれを楽しんでくれたのなら、何事にも代えがたい喜びである。

そのためにここ(タクシーの運転席)にいると言っても過言ではない。

お客さん降車後、六甲山からの絶景を眺めながら、今自分がすべきこと、そしてそれが出来る場所にいることに喜びを感じた。




12月8日(日) 74,750 45回

12月度累計 635,350 10乗務 平均 63,535

今日は夕方大阪ドーム、その後甲子園など、ついてた。

楽しかったー



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